症例登録および診療情報の学術的利用に関するご案内

血液疾患症例登録事業に関するご案内

当院は、日本血液学会が行っている疫学調査「血液疾患登録」に参加しています。この疫学調査は、新たに血液疾患と診断された患者さんの病名やその後の経過を調査することによって、血液疾患の発生頻度、地域差、年次推移などを明らかにし、各疾患の原因究明や治療法の解明に役立てることを目的としています。

ある患者さんが血液疾患と診断された場合、その病名が登録センターにインターネットを介して登録されます。また、登録されてから5年までの間、1年ごとにその時点での患者さん状態(転帰)が報告されます。その際に、患者さんのお名前や住所などの個人情報が外部に漏れることはありません。

もし、ご自分の病名や転帰が、このような疫学調査に利用されることを希望されない場合は担当医にその旨をお伝えください。希望されない場合は、その患者さんの病名が登録されることはありません。また、いったん登録がなされた後であっても、登録を撤回することも可能です。この「血液疾患登録」に関してご質問がありましたら、担当医にいつでもお尋ね下さい。

詳細については下記リンクをご覧ください。

診療情報の学術的利用に関するご案内

皆様の検査資料(採取された血液や手術検体)は診断や治療のためだけに使用され、余った検体は廃棄されています。またレントゲンやCT、内視鏡検査結果などの画像資料や診療記録(カルテ)は適切な管理体制で厳重に管理されています。

これらは将来、同じ疾患の方の診断や治療の発展につながる可能性のある大切な情報です。診療後の残余検体や画像データ、診療記録などの臨床情報を使用させて頂き、詳細な検討を加えることで、様々な病気の原因、さらには治療法の発展に役立たせて頂きたいと思います。結果は学会発表や学術誌などで公表することがありますが、プライバシーは守られ、個人情報は分からない形にいたします。

研究内容が現時点では具体的には決まっていなくても、将来何かの研究に使用することについて、初診時、入院時に同意をお願いしております(これを包括同意といいます)。包括同意をいただいた皆様には、研究に対して個別に説明や同意を得ることはしておりませんが、対象となる研究内容の詳細を院内掲示またはホームページにて周知いたします。

様々な病気の克服のために、さらなる研究が必要な時代を迎えています。検査資料や関連する診療情報を学術利用することについて、温かいご理解をお願いいたします。