看護部
看護部理念
患者さんおよび家族に信頼され、安心していただける温かく質の高い看護を提供します。

山本 久枝
当院は、小規模で地域に開かれた病院です。
一般内科・外科・整形外科に加え、血液内科・血栓内科といった高度な専門医療を提供しているのが特徴です。輸血や抗がん剤治療、骨折後のリハビリ、そして人生の最終段階に寄り添う緩和ケアまで、幅広い領域で一人一人に向きあう看護を実践しています。
小規模だからこそ、職員同士が顔の見える関係性を大切にしており、部署の垣根を超え一人の患者さんをチームで支える一体感が私たちの誇りです。
治療を単なる「点」で終わらせるのではなく、患者さんのその後の生活という「線」へつなげていく、そんな地域に根差した看護を、スタッフ一同、心をこめて届けてまいります。
教育体制
当院の求める看護師に必要な力は以下の4つです。
- 常に自己研鑽し、信頼される的確な技術と知識力
- 患者を社会で生活する人ととらえ、問題を的確に分析する力
- 顔が見えるチーム医療で協働し患者を支える力
- 患者やその家族の思いを尊重し意思決定を支援する力
これらの力はもちろんですが、その根底には、「思いやりの心、人を愛おしいと思う心」が必要だと考えています。
当院の、教育体制の考え方は、図の通りです。

卒後教育
卒後教育は、5年間のプログラムを作成しています。それぞれの教育にプリセプターとしての病棟担当者を決め、きめ細かい教育を行っています。ライフイベントに応じ、対応できる柔軟性のあるプログラムです。
卒後教育プログラム
| 卒後 | 到達目標 | 主な課題 |
|---|---|---|
| 1年目 | 1)病院の組織、機能を知り病院および看護部の理念と看護師の役割を理解する 2)基本的な看護技術が習得できる 3)個々の患者の日常生活援助を通して、基本的な看護が適切に安全にできる | 疾患の学習 看護技術の習得 看護の展開 夜勤業務開始 |
| 2年目 | 1)科学的看護論を学び、受け持ち患者の看護を展開し院内で発表できる 2)訪問看護や退院後訪問をとおし退院後の患者の生活を考えることができる 3)リスクマネジメントを理解し、病院全体の安全を考え行動できる | 受け持ち患者の看護展開、 まとめ、発表 退院後訪問・訪問看護の同行 |
| 3年目 | 1)事例をまとめ、自己の看護を振り返り、課題を明らかにする 2)メンバーシップ研修をとおし、以下のことを学ぶ (1)看護チーム、医療チームにおけるメンバーシップを学ぶ (2)看護チームを把握する技術、他部署との連携を学ぶ (3)管理的視点を学ぶ | 事例検討 メンバーシップ研修 |
| 4年目 | 1)自己の看護を見つめ、看護観をまとめることができる 2)後輩の指導を積極的に行う | 看護観 新人教育担当 |
| 5年目 | 1)リーダーとしての能力を養い、管理的視点で病棟を見ることができる 2)主体的に、取り組みをまとめ院外発表が体験できる | リーダー研修 院外発表 |
中途採用者教育
中途採用者の方にも以下の目的・目標のもと教育プログラムを作成し取り組んでいます。
主任が中心となり、中途採用者の方の教育にあたっています。
- 目的:中途採用看護師が経験をふまえ、当院の基準、業務を理解し実践できる
- 目標:中途採用看護師は以下の項目を達成できる
1)心身ともに安定した状態で早期に職場環境に適応できる
2)当院のシステムやルールなどを理解できる
3)未経験の看護技術の修得と自信のない事柄の研鑽を積み、安心して業務の遂行ができる
また、中途採用者の方も経験年数などを判断し卒後教育への途中参加も行っています。
看護部の概要
- 急性期一般入院基本料1(患者さん7人に対して1人)の割合の配置基準となっています。
- 勤務は2交替で看護をおこなっています。
| 日勤 | 8時30分~17時15分 |
|---|---|
| 日勤遅出 | 10時30分~19時15分 |
| 長日勤 | 8時30分~21時 |
| 準夜 | 20時~9時30分 |
- 看護体制は「セル看護提供方式®」をとっています。看護師はナースステーションではなく「ベッドサイド(病室)」を拠点にし、患者さんが必要な時にすぐに寄り添える、ケアの質と安全性の提供に取り組んでいます。
- 小規模病院の特性を生かし、多職種とも顔の見える連携で、部門や職種を超えたコミュニケーションを円滑に行っています。
- 資格取得を応援しています。取得後に資格を活かして活躍するための土壌づくりにも取り組んでいます。