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作業療法課

概要

作業療法では、食べたり、入浴したり、日常生活に関わる活動はもちろん、趣味や就労などその人の全ての諸活動を「作業」と呼んでいます。対象となる方のこれまで行ってきた作業(日常生活動作、趣味、就労)の実践に向けたお手伝いをしてその人らしい生活の実現を目指します。できなくなっている原因は様々で、病気、怪我などが主な原因となりますが、それらの病気・怪我による障害の機能改善に取り組みます。そのためには、早期からベッド上でも関わっていきます。

機能改善には時間が掛かる場合もあります。そのような場合は、生活する環境を変えたり、方法を変えたり、道具(自助具、福祉用具)を使ったりして、今まで行ってきた作業を早期に獲得できるようにします。

一方、最近は入院期間が短くなってきていますが、自宅に帰ってから、作業再開となる場合もあります。その様な時は、当院から訪問リハビリテーションに出向きます。困難な事や原因をわかっているスタッフが訪問しますので問題解決を早くすることができます。このように、病気や怪我になってすぐの時から、家に帰ってのその人らしい生活を一貫してサポートできることが大きな特徴です。

また、もう一つの当院の特徴として、がんのリハビリテーションに力をいれています。その人らしく生活をすることを目標に障害の予防から緩和的な関わりまで行っています。

主な業務内容

  • これまで行ってきた作業(日常生活動作、趣味、就労)を知る!
    面接、質問紙の記入、観察などからそれらの種目と遂行能力を評価します。
  • 作業そのものを練習する!
    その方が「する必要のある作業」「大事な作業」を練習します。 人によってはそれが身の回りの動作の人、料理の人、楽器演奏の人、スポーツの人であったりそれぞれです。 料理の人には料理の練習、サッカーの人のはサッカーの練習、サックス演奏の人にはサックス演奏の練習をします。 
  • 機能改善を図る!
    可動域運動、筋力増強練習、巧緻動作練習、基本動作練習、日常生活動作練習を行い、機能の改善を図ります。 例えば、作業をしやすくするため手指や肩など関節の拡大や力を付ける練習を行います。
  • 代償動作でできるようになる!
    例えば、右利きの方が右手に障害を持った場合、左手を使う練習をします。左手で料理でも手紙を書くことでも、なんでもできるようになってしまいましょう。
  • 訪問リハでフォロー!
    入院中に問題が解決しない時は入院中から関わっているスタッフが訪問リハでフォローします。 例えば、その方の状態や環境に応じた生活動作や家事動作の練習、安全に散歩や買い物に行けるように外出の練習など、退院後の心配事を解決できるように関わっています。

専門資格

  • 専門作業療法士(脳血管障害)
  • 認定作業療法士
  • 臨床実習指導者講習会受講者
  • 介護支援専門員
  • AMPS認定評価者
  • A-one認定評価者
  • 住環境コーディネーター福祉コーディネーター2級
  • SW-test講習会修了者