病院長挨拶

恵寿金沢病院長 上田 幹夫

恵寿金沢病院長
上田 幹夫

恵寿金沢病院は社会医療法人財団董仙会の一施設として、2014年7月1日から診療を始めました。

当院の歴史は長く、1928年逓信診療所に始まり、逓信病院、NTT病院を経て現在の姿となっていますが、職員と施設はずっと継続されてきています。89床の小規模病院ですが、血液内科を中心として、一般内科、循環器内科、呼吸器内科、糖尿病内科、一般外科、乳腺科、緩和ケア科、整形外科、リウマチ科、リハビリテーション科、眼科、耳鼻咽喉科がありますが、血液内科主体の病院は全国的にとても稀です。

血液内科は、無菌ベッド20床が稼働する血液疾患・骨髄腫センターを有し、多職種スタッフからなる専門医療チームによる診療を提供しており、患者さんは石川県全域から紹介されています。また、近隣の金沢大学附属病院や石川県立中央病院とは、医師の交流や患者さんの紹介など緊密な連携を保ちながら診療しています。外科は、乳腺をはじめ消化器や一般外科治療にも積極的に取り組んでいます。緩和ケア科は外科医が担当し、多職種チームで患者さんを支えており、人生の終末期にも対応しています。整形外科は、金沢医科大学と連携し、整形外科治療に加え、治療早期からの機能回復リハビリにも力を注いでいます。眼科は、全国的にも数少ない涙道外来を開いており、遠方からも多くの患者さんが紹介されています。

専門的治療はもちろんですが、人口の高齢化に伴い慢性疾患の治療を受けつつ療養生活を送る患者さんが増え、そのような患者さんを地域と共に支えて行くために病院の機能や体制を整備してきました。医学の進歩はとても速く、医療の目まぐるしい変化に、ITの活用などで対応してきました。変化に対応しつつも、恵寿金沢病院の基本理念「私たちは患者さん一人一人に心の通う最善の医療を提供します」は変えることなく日々努力を重ねています。定期的に行っている病院アンケートでは、毎回多くの患者さんから「優しく思いやりがある病院」と評価していただき励みとなっています。恵寿金沢病院は地域に根ざした病院として皆様に信頼していただけるよう今後も頑張る所存です。