恵寿金沢病院長
大竹 茂樹
新しく病院長に就任した大竹茂樹です。どうぞよろしくお願い申し上げます。私は血液内科の専門医です。専門は白血病や悪性リンパ腫の治療ですが、これまでは金沢大学で附属病院の経営や学生の教育を主な職務としていました。この経験を活かして皆様にご満足頂ける病院を目指したいと考えています。
地域に愛され、地域で輝く、恵寿金沢病院を目指します。
病院は患者さんの病気を治すところです。しかし、それ以外にも多くの皆様と共に健康づくりを行うところでもあります。病気になっても、健康づくりに励むことは、病気に打ち克つために患者さんが努力できることです。
健康づくりの基本は、食事と運動です。ご自分の適切な体重や適切な食事量をご存知でしょうか?偏った食事をしていませんか?一日に食べる食品は30種類以上が理想と言われています。でも、昨日食べた食品を思い出すのは結構難しいですね。何を食べたか記録することから始めましょう。
運動はどうでしょうか?毎日1時間程度の歩行が理想と言われています。少し早足の歩行が良いです。最近はスマートフォンで簡単に歩数や消費カロリーが測れます。運動の第一歩はご自分の運動量を計ることから始めて下さい。
私は毎朝テレビ体操(NHK、Eテレ)を行っています。10分間の体操が終わってラジオを点けるとラジオ体操第二に繋がります。10年以上続けています。出勤時にはなるべく階段を登るようにしています。私の健康づくりは、食べ過ぎないこと、朝の体操と1日4,000歩の歩行です。自慢できるような内容ではありませんが、自己紹介を兼ねて書かせて頂きました。
恵寿金沢病院には、血液疾患の患者さんが多く入院しています。また、健康診断を利用される方も多いです。日頃の健康づくりが、病気の克服や予防に役立ちます。「自分を変える、未来も変える」、これは金沢大学で私が学生に教えてきたことです。毎日のほんの小さな努力(健康づくり)が、皆様の明るい未来に繋がるように、共に頑張って行きたいと願っています。