リハビリテーション科
概要
リハビリテーション科には、理学療法課と作業療法課があり、入院早期から在宅生活へ向けたリハビリテーションを提供し、必要があれば訪問リハビリテーションへつなげています。また「がんのリハビリテーション」の算定を多く行っていますが、当院血液疾患・骨髄腫センターの患者に対するもので、この種のリハビリテーションは県内でも珍しいものです。
理学療法課
がん患者の入院日や翌日などの早期から理学療法を実施し、廃用症候群や身体機能・体力低下を防ぎ、早期の離床と歩行獲得を図っています。また入院中の日常生活動作が自分で行えるように病室やリハビリ室での理学療法を提供しています。
作業療法課
これまで行っていた生活の再開を目指します。在宅での生活(家事、余暇活動など)、復職など社会参加のお手伝いも行います。また近年増加の認知症を背景に持つ患者さんにも症状の特性を理解した支援を行います。
訪問リハビリテーション
入院スタッフから引き継いだ情報を活かして、退院後の在宅生活が安定して、継続して行えるよう支援します。また在宅生活においての活動・参加に向けて、実践を通して課題を解決していけるように支援します。
ここに注目!3つのポイント
point01
早期からのリハビリテーション介入と365日リハビリテーションの実施
point02
在宅生活を見据えて作業遂行能力の確認と練習
point03
入院から継続した在宅生活支援を訪問リハビリテーションで提供
症状と対象疾患
入院:がん疾患、呼吸器疾患
外来:整形疾患