診療科・部門のご案内

血栓・止血・血管病センター

概要

2025年4月より、「血栓 ・ 止血 ・ 血管病センター」を開設し 、 センター長として血栓止血学を専門とする朝倉英策医師が着任しました。血栓症や血管病などの早期発見 ・ 早期治療はもちろん 、予防にも力を入れてまいります 。

ここに注目!3つのポイント

point01

血栓症、出血性疾患、血管病に対する専門的な治療を提供しています。

point02

血栓症には、最適な「血液をさらさらにする治療」を行っています。

point03

金沢大学附属病院と連携し、経験豊富な専門医が最新の治療を行います。

症状と対象疾患

  • 血栓症
    血管が閉塞することで発症する疾患です。動脈系では脳梗塞や心筋梗塞、静脈系ではエコノミークラス症候群などが代表的です。これらの病気は、適切な治療を受けないと再発を繰り返し活動性が低下するほか、最悪の場合、命に関わることもあります。再発を防ぐには、適切な抗血栓療法(血液をさらさらにする治療)が重要です。
  • 出血性疾患
    先天性(生まれつき)と後天性のものがあります。前者のvon Willebrand病(フォン・ヴィレブランド病)はあまり知られていませんが、実は、100人に1人という高い頻度で発症するとされています。鼻出血や、女性では過多月経が診断のきっかけになることが多くあります。最近では、大動脈瘤に伴って生じる播種性血管内凝固(DIC)により、出血症状を呈する患者さんの紹介も増えています。
  • 血管病
    さまざまな種類がありますが、中でも多く寄せられるご相談が静脈瘤です。深部静脈血栓症と静脈瘤は、全く異なる病気であり、治療法も異なります。しかし、診療の現場での区別が難しい場合もあり、丁寧な対応が求められます。

外来担当者

時間帯
午前 朝倉
午後 朝倉

常勤医師・非常勤医師

常勤医師

朝倉 英策(あさくら ひでさく)
役職
血栓・止血・血管病センター長
専門分野
血液内科(血栓止血)
専門医・資格
日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・指導医
日本血液学会 血液専門医・指導医
日本臨床検査医学会 専門医・管理医
日本血栓止血学会 認定医